部活から10年のブランクを経て始めたママさんバレー。勢いで突っ走った30代を超え、46才の今、腰にしびれと痛みが大々的に発生!
中学から高校まで部活は女子バレー部。強豪校ではなかったが青春の大半を部活に費やしてきた46才女性。
中学校の時に腰を悪くし、高校は結構病院通いが増えたため、バレーボールは高校までにしようと決めていた。
大学は文系に進学、就職も事務系にしたので、おのずと体を動かす機会が減っていった。結婚して育児に追われるとますますスポーツから遠ざかり、おまけに体重も10キロほど増加してしまった。
ところがバレーボールを引退してから10年ほど経過したある日、ママ友から思いがけない誘いが。
「ママさんバレー、一緒に始めへん?」
最初は長いブランクを考えてしり込みしましたが、いざ始めてみると、思った以上の楽しさにすっかりはまることに。
そこから15年間、バレーボールを夢中で続けてきました。
ところが40代半ばを過ぎ、体の不調を感じやすいなと思っていたところへガマンできない腰痛と足まで広がるしびれに悩まされます。
「何が起こった?」
パニックになりながら混む病院へ行き検査を受けると、「腰椎すべり症」」と診断。
「何がすべってるんや?!」聞きなれない診断名にもはやパニック!
ショック!子供連れで楽しく通っていたママさんバレー。46才になって突然腰の痛みとしびれに襲われるとは。
思い返すと子供が2才になった時がターニングポイントだった。
「私、ママさんバレー始めることにしてん。子供連れて行っていいんやって。確かバレーボール経験者やったよねぇ。一緒にやれへん?」
今から15年前、仲良しのママ友から思いがけない誘いが。
「えっ、バレーボール?」
子育てに追われ、自分がスポーツをしていたことさえ忘れていたのに、このひと言で突然思い出した青春時代の記憶。
お揃いのユニフォーム、勝つことだけを目標に皆で汗を流した懐かしい日々。
「・・・バレーボールやりたい!」
自分としては即決だったけど、帰宅した夫をつかまえ早速相談することに。
ちょっとは反対されるかなと思ったものの、「子供と一緒に行ってくれるんやったら全然OK」とあっさり快諾。
とはいえ、練習は夜。
若い30代でも慣れるまで体力的にきつかった。
それでも練習に行くと、子供は子供同士で楽しそうに遊んでくれるし、何よりすっかり忘れていた「皆で一つのボールを追いかける」充実感がたまらなかった。
しかもママさんバレーは9人制、学生時代の6人制と比べて動きに無理がないのもありがたかった。
子供たちが大きくなるにつれて自由時間は格段に増え、自分のチームと小学校のチームをかけもちしたり、毎週末の練習試合に参加。
パートで仕事をしていたので、正直なところ両立はかなり大変で・・・。
もちろんケガはつきもので膝が痛くて水を抜いたこともあるし、足首の捻挫はもう癖になっていてサポーターが欠かせない。
ケガをするたびに病院に通い、電気を患部に当てる、シップを貼る、痛み止めの薬を飲む、指導されたストレッチをするなどあらゆる保険治療を受けてきた。
・・・そう、今までは保険治療でなんとかしのげていたのだ。
ところが1か月前からの腰痛は、これまで感じたものとは明らかに違っていた。
まず気づいたのは「あれ、腰を反らすと痛いな。」
例えて言うなら電気が走るような、たぶん神経痛のような痛み。
最初は練習後だけだったし、痛みが出る角度さえ避ければ大丈夫だったので「そのうち治るか」などと静観。
これが後から考えると予兆だった。
一週間経つ頃には痛みとしびれがお尻や太ももまで広がり、「寝返りムリ」「歩くのキツイ」というレベルに達してしまった。
こうなると生活に支障が出て、家事もできない。
「うわぁ、これは参った!」と近所のいつも混んでいる整形外科に飛び込む。
痛みをこらえて待つこと2時間、やっと名前を呼ばれて検査と問診開始。
検査結果を見た先生は、「あのね、10代の頃に腰が痛くなって分離症って言われたことない?今はちょっとすき間が出来ちゃってすべり症になってるんだけど。」
「はい?分離?すべり?何のことですか?」と一瞬頭が真っ白になり、先生の早口と忙しそうな様子にあっけにとられ、何も聞けなかった。
その後は看護師さんに誘導されるまま、腰に電気を当ててもらい、シップと痛み止めの薬をもらってすごすごと帰宅。
今回の腰の不調は10代で患った「腰椎分離症」が原因?「分離症からすべり症へ」の経緯とは?
病院で「腰椎分離症」と「すべり症」という聞きなれない二つの名前を告げられて頭は真っ白。
ところが帰宅して落ち着いて考えたところ、思い当たることがあったのだ。
それは中学2年生の光景。
部活の練習中に、ビリビリと腰に電気が走るような痛みで病院行きになったなと。
そうそうあの時、病院の先生から「練習はしばらく休んでね。これは腰椎分離症といって腰の骨の疲労骨折だから、今治しておかないと大人になってから腰痛持ちになるよ~。」と脅かされたような。
すごく悔しかったけど「骨も疲れたら折れるんやな」なんて的外れなことを考えながら、腰に硬いコルセットをつけて泣く泣く1か月ほど練習を休んだはず。
「え~っ、あの時のケガ?ちゃんと治ってなかったんや~!!」
体から力が抜けそうになった。
中学生の時の分離症は幸いすっかり治り(と思っていただけとは!)その後の高校3年間の厳しい練習にはなんとか耐えた。
大人になってからは、ママさんバレーに出会うまで自分が腰痛持ちだったことすら忘れていたのに。
「あの時分離した骨、実はくっついてなかったんや。しかも今はすべってるって何それ?」
なんとも理不尽な話。
「もう一生痛い腰のまま生きるんか・・・?まだ40代やのに嘘やろ~?」
心の中は漆黒の闇。
「とにかく立ち向かう敵のことをくわしく知らんと話にならん。」と40代おばさんは気を取り直しスマホで検索することに。
腰椎分離症からすべり症への道筋とは?
「腰椎分離症」とは、スポーツでの過度のジャンプや腰をひねる動作の繰り返しによって腰椎の一か所に負担がかかって起きた疲労骨折。
主に10代の成長期に見られ、後ろに腰を反らせた時に痛みが強くなり、下肢のしびれが発症。
一般の人が腰椎分離症になるのは全体の5%ほどだが、スポーツ選手では30%から40%に発症するありふれたケガ。
初期の段階ではコルセットで固定、鎮痛剤の投与、練習の一時的な停止、医師の指導に基づいたストレッチなどで分離した腰椎の癒合と痛みの消失を目指す。
分離症は10代で起こることが多いが、腰椎がうまくつかないまま月日が経つと、その後正常位置から腰椎が少しずつずれていく(すべっていく)ことがある。
ただ正常位置からずれているだけでは「すべり症」とは言わず、痛みやしびれなどの症状が出てきて初めて診断名がつく。
病院で治療しても治る気がしない・・・。このまま漫然と通い続けて大丈夫?
10代で患った「腰椎分離症」が何年もかけて「すべり症」になっていた事実が判明し、何だか取り返しのつかない失敗をしでかした気分。
そのまま落ち込んでいても仕方がないので、今自分に関係がある「腰椎すべり症」について突っ込んで調べることを決意。
「腰椎すべり症」とは?
第5腰椎とその下の仙椎と呼ばれる骨の間で起こることが多い。
腰椎分離症が原因で、長い期間をかけて腰の部分で骨が正常位置からずれた(すべった)状態。
骨のすべりのため脊柱管の中にある神経が圧迫され、脊柱管狭窄症と同じような症状が現れる。
具体的には、腰を反らせると痛みが強まる一方、長距離歩行で足にしびれや痛みが生じ、しばらく休むと再び歩ける間欠跛行(かんけつはこう)が起こったりする。
腰椎すべり症と保険治療
病院の指示どおりに痛み止めの薬を飲み、2日に一度は病院での電気治療、シップもバッチリ貼って回復を祈った2週間。
無理を極力避けたこともあって、かなり痛みとしびれが取れてきた。
「助かった~」とホッしたものの、確認のために腰を反らせるとやっぱり奥の方がビリッと痛い。
しかもあまり動かなかったので、腰全体が板のように硬いのが自分でわかる。
「う~ん、日常生活は大丈夫やけど、このまま練習に戻って前のようにジャンプするとなると・・・怖すぎる」
すっかり弱気になり、ネガティブな考えばかりが頭の中をグルグル回りだす。
「チームの先輩みたいに60代になってもバリバリ頑張りたかったのに、こんな腰やったら絶対あかんわ。」
「もう、このままやめた方がいいんやろか」
「いや、チームのみんなが待ってくれてるのにいきなりやめるなんて言われへんし・・・。」
出口のない思考のトンネルにはまりながらも、最近の検索癖で「保険治療 治らない」と入れてみた。
すると・・・。
思ってもいなかった情報がたくさん出ていたのだ。
えっ?そもそも保険治療には限界が存在する?
みんなが受けている保険治療。
検査をしてもらえるし、治療費が安いので何度も通えるわけですが、保険治療では治療範囲や方法があらかじめ決められていたのです。
さらに調べると次のようなことがわかりました。
- 保険治療では定められた部位にしか治療できない
- 保険治療による鎮静消炎措置は、全国一律でパターン化されている
- 保険治療でできる治療内容は規定で決まっている(電気治療・安静の指示・痛み止め薬の処方・炎症を抑える薬の注射・ストレッチの指導など)
「これは病院だけ行ってても治れへん。早く確実に治るには安いとか高いとか言ってられへん!」
「腰椎すべり症」の治療が得意な名医を探そうと決意。
「松戸市/腰椎分離症」「松戸市/すべり症/評判」などで片っ端から検索。
ついに松戸市六高台の統園鍼灸院を見つけた。
「なになに、女性の先生で鍼治療のスペシャリスト?」
松戸市ではとても評判がいいらしい。
「ここや!」
救いの神にやっと出会えたような気がして、久しぶりに明るい気分になった。
「腰椎分離症」「すべり症」はスポーツ鍼灸で素早く解消!
「腰椎分離症」「すべり症」はもちろん、スポーツでのケガの原因は「オーバーユース=使い過ぎ」がほとんど。
病院の先生に「腰が痛い、しびれる」と伝えると、「しばらく練習を休みましょう。」とまず言われます。
使い過ぎをやめて休むと確かに症状はよくなりますが、実はスポーツでのケガは根本の原因を解決しない限り完治は難しいのです。
痛みが残ったまま、そして筋肉が硬いまま練習を再開させると、間違いなく再発の憂き目に。
これはメンタルにかなりのダメージを与えます。
メンタルが弱ることは、スポーツを続けるうえで一番避けたいこと。
「あ~、いつまでたっても治る気がしない。」と思ったら、「松戸市・統園鍼灸院のスポーツ鍼灸」で解消しませんか?
「スポーツ鍼灸?どんな治療?保険が効かないからいい値段するなぁ。」と思われたあなた。
スポーツ鍼灸は、有名なスポーツ選手が即効性を認めている治療法なんです。
スポーツ鍼灸とは?
スポーツ選手を対象として、スポーツ障害の治療やケガの予防、コンディションを整えるために行われる鍼灸治療。
もちろん当院ではスポーツ選手だけでなく、スポーツをずっと続けたい一般の方ももちろん対象者。
ストレッチ(柔らかく筋肉を伸ばす)、ROM(ロム:可動域を広げる治療法)、そして鍼(硬くしこりになっている箇所をほぐす効果)の3本立てで痛みを和らげていきます。
ここまでの治療を行い、スムーズな体の動きを取り戻したところでもう一息。
一人一人に合わせた自宅で出来るリハビリや正しいケアの方法をお伝えしていきます。
院長は、アスリートにかかわる治療家は「はい痛みはなくなりましたよ。よかったですね。」だけでは片手落ちだと考えています。
今後気を付けたいことや、体の正しい使い方のアドバイスを個別に伝えることが重要だと。
「腰椎分離症・すべり症」の痛みやしびれを再発させないためには、下肢の血行を良くして筋肉に腫れやしこりを作らせない工夫をすることが大切なんです。
治りきらない「腰椎分離症・すべり症」の痛みとしびれでお困りなら、ぜひ松戸の統園鍼灸院へ!
「治療→良くなった」だけでなくその後に痛みをぶり返さないためのアドバイスに力を入れる院長。
その人の性格やライフスタイルをキチンと聞き出し、「これなら出来そう、続けられそう」という落としどころを探します。
ネット上でみつけたこの文言が妙に腑に落ち、さっそく予約の電話をかけることに。
受付の女性は「継続が一番大事なんですよ。」と統園鍼灸院の治療方針を話してくれました。
まだ院長先生の治療は受けていないのに、それだけで最近感じていた不安感がかなり小さくなったような。
「スポーツをした後は面倒がらずに体のケアをする」ことは「腰椎すべり症」に限らずケガをしないための一番の近道。
なかなか症状を改善させられないのは下巧、ただ改善させるのは中巧、改善させて再発させないのが上巧と考え日々患者さんと向き合う院長。
今、通院中の医療機関に物足りなさを感じておられるなら、ぜひ松戸の統園鍼灸院にご相談ください。
きっと力になれると思います。