こんにちは、松戸市六高台にあります統園鍼灸院で受付をしている田村です。
このブログを通して少しでも院内の雰囲気を感じていただければ幸いです。
今回は、ここ1ケ月に13人程「坐骨神経痛」で来院された中で、寒さが厳しかったせいか1日にお2人続けて坐骨神経痛の治療をした時のお話をしたいと思います。
寒さは坐骨神経痛の原因!?
その日は、昨晩からの冷え込みも重なり朝から院長と「今日は一段と冷えて寒いわね~」と話しをしつつ業務開始となりました。ほどなくして1本の電話が入りました。
仮にA子さんとしますね。「膝が痛いので診ていただけますか」と・・・さっそく予約を受けお待ちしていました。少々不安そうな感じでしたので、世間話で緊張感をほぐして頂ければと思い「家族って年が行く程似てくるものですよね~。」と私自身の体験も交えて雑談をし、ほんの少しばかりですが笑いを誘った後、施術室へご案内しました。
まず初めに、院長の「いつ頃から、どういった症状が起きたのか?」と1つずつ丁寧にかつ的確な問診が始まりました。院長は長年の経験から症状を推論し、「坐骨神経痛ですね」と見立てたようです。
坐骨神経痛の治療方法は!?
まずはベットに寝ていただき、両足の長さから診て行きます。左右の長さが不揃いの場合足の長さをそろえてから治療を開始します。
この方の場合、約2cmほど左右差があった為、施術前と後を写メで確認していただいた所、”あっと!”いう間に揃ったので、とっても感動されていました。その後、鍼を要所に刺してそのまま10分ほど休んで頂きました。院長は患者さんの場所を離れる際「鍼を筋肉の固い場所や反応の出ているツボに刺してしばらく置いておくと鍼が作用して、すーっと身体がラクになるのでその変化を楽しみに待っていて下さいね」と鍼の作用と効能についてもわかりやすく説明していました。
鍼を抜いた時点で患者さんの様子は明らかにラクそうになっていましたが、さらに活法整体と言う高度な整体を行った後、院内を歩いていただきました。すると「うわ~!痛くない!」と感動され、顔中笑顔であふれていました。院長いわく「足組みのクセはやめた方がいいですね。どんどん骨盤のゆがみを自分自身で作ってしまいますから。」と一言生活上のアドバイスも。この方もご自身で自覚されていたので注意したいとおっしゃっていました。
こんな感じで治療後院長は、どの患者さんにもその人にマッチした自宅で出来るセルフケアの仕方をお伝えします。
坐骨神経痛のセルフケア・ストレッチ方法
なぜなら、「治療は、あくまでも応急処置であり言われたセルフケアをきちんと行うことにより治療効果が安定する」が院長の治療観だからと日々伺っています。今回は坐骨神経痛を再発させないために①足を組まない②何となく痛みが来るかも!?と感じたら、イスに座っておなかに力を入れ車のアクセルを踏み込むようなストレッチ動作をしてみると良いという内容のお話をされていました。
何事も早めの対処が大事と言う事ですね。幸いな事にA子さんは、1回でラクになったということでしたので不安を感じたときが来院するタイミングですね。と理解されてお帰りになられました。
坐骨神経痛の治療期間は?
お2人目のB子さんも本日が初診です。寒さのせいか痛そうです。やはり坐骨神経痛で夜の眠りも浅いとの事。お1人目の方と同じ流れで、問診→治療→予後の見通しなどをしっかり説明されていきますが、この方は発症してから約2か月と時間が経っていたので、3回程度は1日おきにつめて通って頂く必要性をわかりやすく説明していました。
早く良くなりたいのでと、次の日お見えになったとき受付で「昨日治療して頂いたら痛みが軽減されて、夜も良く眠れて!」と笑顔でおしゃられたので、院長も私も「それは本当によかったね」とニッコリ
2回目となる本日の主訴は「痛みは取れたが腰が重だるい。」との事。院長が「では今日はそれがラクになるのを治療目標にしますね」と治療開始です。終わった後「ラクになった」と笑顔で施術室を出て来られました。
予防に勝る治療法はない!
そこで、「今後は当院で週1回のメンテナンスで痛みを起こさせないようにすると毎日が快適に過ごせますよ!」と院長からアドバイスがありました。ご自分でも治療を受ける前に「メンテナンスしなきゃ!」と、おっしゃっていたので即次回の予約をお取りになりました。
とっても前向きですね。症状が良くなる事はもちろんですが、ご自分で「自分の体を大切にしなくちゃ!」と気持を新たにしたB子さんに拍手で~す。私も思わず笑顔になりました。
一生使って行くご自分の大切な体ですものね「お大事にして下さい。」とお見送りしたら、心が「ポワッ」とあたたかくなりました。
その痛み、いつまで様子を見るのでしょう。
当院では、その他多くの患者さんが週1回や月1回と言った目安でメンテナンスで来院され、ご自分の体を快適に保っていらっしゃいます。
もしも、このブログを読んで下さった皆さんの中で「痛いなぁ~。とか辛いなぁ~。」と思いながらもう少し様子を見ようかと、がまんしている方がいらっしゃいましたら、そのがまんは適切な選択でない可能性が高いです!
相談だけでも大丈夫なので一度、松戸の統園鍼灸院にお気軽にご相談下さいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。 田村